このサイトでは、DXに関する知識や用語集、DXの事例、DXで業務改善を支援するコンサル会社、SIerを紹介しています。
TOPページでは「DXに取り組んでいるが現場に浸透しない」「成果の振り返りができておらずPDCAを回せていない」などの課題がある企業のDX推進部門の担当者向けに、DXで業務改善に至るまで伴走する中堅コンサル会社、SIerを紹介しています。
DXを推進するためのビジネスパートナーを探している方は参考にしてください。
DXで業務改善に至るまで伴走する
中堅コンサル会社、SIer3選
ビッグデータを直訳すると大量のデータとなります。単語の意味としてはその通りですが、これだけでは「ビジネスにおいてビッグデータが重要」という意味は理解できないでしょう。
総務省の平成24年度版の情報通信白書では「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」としており、さらに平成29年度版ではビッグデータの構成要素を以下の通り大きく3つに分けています。
「官民データ活用推進基本法」を踏まえ、政府や地方公共団体などが保有する公共情報としてオープンに提供されるデータ
企業のノウハウをデジタル化したデータとM2M(Machine to Machine)から吐き出されるストリーミングデータ(総務省の分類では2つを分けている)
個人の属性情報、移動・行動・購買履歴、ウェアラブル機器から収集された情報などで特定の個人を識別できないように加工された人流情報、商品情報等も含まれる
DXとはアナログで行っていた業務などをデジタル化することで単に効率化するだけでなく、企業の価値観や組織に変革をもたらすものと定義されます。
したがってビッグデータの活用の仕方がDXの成否を分けることにつながります。
企業活動を続けていれば、産業データや顧客のパーソナルデータといったビッグデータが蓄積されていきます。
これをデジタル化によりデータ管理できたとしても、意思決定が担当者の勘や経験にだけで行われるのであれば意味がありません。
DXにおけるビッグデータ活用とはリアルタイムでデータを可視化し、高精度な予測分析に基づいて属人的な業務から脱却することを意味します。
ビッグデータの有効活用は在庫管理を適正化したり、顧客ニーズに合わせた広告や商品開発を可能にしたりするのです。
長年、作業服専門店として店舗展開を続けてきたワークマンは「WORKMAN Plus」を新たに展開し、女性にも受け入れられたことで近年急速に業績を伸ばしています。
これには徹底したデータ分析に基づいた経営を進めたことがあります。
ワークマンでは在庫管理のデジタル化や自動発注システムといったデジタル化を進めることと並行して、データ分析ができる人材育成に取り組みました。
営業マンにデータ分析スキルを持たせることで、売れ行きに応じた適切な販売が可能になりました。
DX企画や戦略立案を机上で示すだけでなく、プロジェクトの一員として機動的にサポートするのが中堅コンサル会社の特徴です。ここでは目的別に数多くの企業に実績があるDX中堅コンサル会社を厳選してご紹介します。
新規事業のアイデア創出、現場へのアプローチ、DXの自走化支援など、組織変革のきっかけを作りたい企業
アプリケーションや業務管理ツールなど業務のデジタル化を起点とするDXを推進したい企業
勘定系システム、クラウドサービスなど業務の根幹となるシステム開発・更改を起点とするDXをしたい企業
【このサイトに掲載する企業の選出基準】
2022年7月12日時点、「DX 業務改善」とGoogle検索して表示されたコンサルティングファーム、SIer(システムインテグレーター)のうち、公式HPにDXで業務改善をした事例が公開されている企業27社を選出。
【3選の選定基準】
戦略提案から実行支援まで一気通貫型でDXの推進を支援する企業の中から、以下の条件で3社を選びました。
ベルテクス・パートナーズ(総合系コンサル)…支援先企業(東証プライム市場上場)がDX認定事業者取得した実績があり、成果を継続的に生み出す(自走化・内製化)組織改革をサポートしている。
RIT(IT系コンサル)…どの領域からデジタル化を進めていくべきか診断し、DX推進度診断サービス資料を無料ダウンロードできる。
FPTソフトウェアジャパン(システム系コンサル)…CMMIレベル5、ISO9001:2015、ISO27001:2013など国際基準に則ったシステム開発ができる