こちらのページでは、企業においてDX化を進めるためのステップについて解説を行っています。これから自社でもDX化を行いたいと考えている担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略です。トランスフォーメーションという言葉はビジネスの現場では「変革」といった意味で使われていますが、「変化」という意味合いも持っています。
以上から、DXとは「デジタル(IT)技術の活用によって、何かを大きく変えたり変革を行うこと」。デジタル技術を使って新たなビジネスモデルの創出や柔軟な改変を行ったりすることがDXといえるのです。
では、具体的にDX化を推進するために必要とされるステップについてご紹介します。
1つ目のステップでは、現在行っている業務フローの中にあるアナログの業務をデジタル化します。例えば下記のような業務のデジタル化が考えられます。
このように、特定の業務や使用しているアナログツールをデジタルに変えていくことは「デジタイゼーション」と呼ばれています。
アナログで行っていた業務をデジタル化した後は、業務プロセスをデジタル化します。例えば、これまで対面で行っていた営業活動のオンライン化・自動化といったものなどが挙げられます。営業活動をオンライン化・自動化したい場合には、「CRM(顧客関係管理)」「営業支援システムMA」などのツールを使用していきます。
また、このようなツールの使用によりデータの一元管理できることから、企業全体としてノウハウを蓄積でき、さらに誰もが必要な情報にアクセスできるといったメリットが得られます。
「データドリブン経営」とは「データに基づいた経営」を指します。ステップ1・2のデジタイゼーションやデジタライゼーションを実施し、さまざまなデータを蓄積できるようになります。そのデータの分析・見える化によって事業を成功に導くことを「データドリブン経営」と呼んでいます。
4つ目のステップでは、デジタル技術を活用したり、活用によって得られたデータを元にして、これまでのビジネスモデルの変革や新しいビジネスの創出を行っていきます。
企業でDX化を進めるためには、こちらのページでご紹介したように4つのステップについて取り組んでいくことになります。これまでのビジネスの変革や、新しいビジネスの創出を行うためには、技術の導入はもちろん関係者と連携しながら進めていくことが必要です。
DX企画や戦略立案を机上で示すだけでなく、プロジェクトの一員として機動的にサポートするのが中堅コンサル会社の特徴です。ここでは目的別に数多くの企業に実績があるDX中堅コンサル会社を厳選してご紹介します。
新規事業のアイデア創出、現場へのアプローチ、DXの自走化支援など、組織変革のきっかけを作りたい企業
アプリケーションや業務管理ツールなど業務のデジタル化を起点とするDXを推進したい企業
勘定系システム、クラウドサービスなど業務の根幹となるシステム開発・更改を起点とするDXをしたい企業
【このサイトに掲載する企業の選出基準】
2022年7月12日時点、「DX 業務改善」とGoogle検索して表示されたコンサルティングファーム、SIer(システムインテグレーター)のうち、公式HPにDXで業務改善をした事例が公開されている企業27社を選出。
【3選の選定基準】
戦略提案から実行支援まで一気通貫型でDXの推進を支援する企業の中から、以下の条件で3社を選びました。
ベルテクス・パートナーズ(総合系コンサル)…支援先企業(東証プライム市場上場)がDX認定事業者取得した実績があり、成果を継続的に生み出す(自走化・内製化)組織改革をサポートしている。
RIT(IT系コンサル)…どの領域からデジタル化を進めていくべきか診断し、DX推進度診断サービス資料を無料ダウンロードできる。
FPTソフトウェアジャパン(システム系コンサル)…CMMIレベル5、ISO9001:2015、ISO27001:2013など国際基準に則ったシステム開発ができる