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医療業界のDX業務改善事例

医療業界の市場規模と課題

市場規模

厚生労働省によると、我が国における医療費は2020年で43.9兆円となっており、2030年には約62兆円にもなると予想されています。また、みずほ銀行産業調査部のレポートでは医療関連産業(医薬品・医療機器)やその他診断・治療以外の保健医療サービスに参入する新産業を指すヘルスケアの市場規模も成長過程にあるとされており、2018年に約55兆円だったものが2040年には100兆円もの規模になると予想されています。日本は少子高齢化が進みゆく現状であることから、今後も需要は増加の一途を辿るものと考えられます。

参考:CAREER INCUBATION INC.(https://www.careerinq.com/industry/healthcare/research/009111.shtml#:~:text=%E6%88%90%E9%95%B7%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B,%E5%8C%BB%E7%99%82%E6%A9%9F%E5%99%A83%E5%85%86%E5%86%86%EF%BC%89%E3%80%82)

医療業界の課題

医療業界では少子高齢化の影響により増加する需要に対して圧倒的に人員が不足しています。若者も都市部へ流入してしまう現状がありますので、特に地方では今後も人材不足・医療従事者不足が加速していく事が想定されます。
また、医療の需要が増加するという事は医療費が増大しますので、財政圧迫から国として医療費の抑制策に繋がり多くの医療機関で経営悪化を招くという悪循環に突入してしまう可能性があります。そうなると給与を含めた待遇面の改善が図られることはなく、さらに人材不足が大きなものになるリスクが避けられなくなってしまうでしょう。

医療業界に必要とされるDXとは?

業務の効率化

医療業界のみならず、DXで求められる大きな効果として業務の効率化が挙げられます。特に医療業界においてはロボットの活用によりパソコンを使用するような定型作業を自動化することが期待されます。他にも医療物資の在庫管理や診療報酬明細書の作成などさまざまな現場業務がありますが、DXツールを導入すると作業が自動化できるうえに人的なミスを減らすことができます。さらにロボットには労働時間という概念がありませんから、いつでもどれくらいでも働くことが可能です。

オンライン診療の実現

IT技術の発展に伴い、遠隔で実施できるオンライン診療の実用化も進められています。パンデミックの際などにも直接接触せずに診療できることから今後さらに拡大が求められていますが、オンライン診療を活用することで患者の通院負担を大きく減らすことも期待できます。また、地方に居住されている方が都心部の医療機関を受診できるようになることから、医療における地域差の解消にも繋がる施策となり得ます。

有事の際の対応強化

医療業界のDXで進められているのが医療ネットワークの構築です。病院や薬局などの関連施設でデータ共有が図れるようになると、過去の薬歴などをどこでも見ることができるため、何らかの都合でかかりつけを受診できない場合などにも対応が可能です。また、ネットワークやサーバーでのデータ保管・管理を行うことで、災害時におけるBCP対策にもなるでしょう。

医療業界のDXによる業務改善事例

ICU向けロボットの導入事例

大成建設は「ICU(集中治療室)向け遠隔操作ロボット」を国立国際医療研究センターと共同開発しています。感染症の重症患者が入院しているICUに導入することで感染リスクを抑えられるほか、ガウン・マスクの装着負担と防護服にかかるコスト削減効果も期待できます。同社ではこのロボットの開発を足掛かりとし、医療現場におけるあらゆる可能性を検証しています。

引用元:Monstarlab Blog(https://monstar-lab.com/dx/about/dx-medical/)

クラウド型の電子カルテ

専用端末が不要で低コスト導入ができるクラウド型電子カルテサービス「CLIPLA」は、クラウドサービスであるという強みを最大限に生かし、同じ患者の情報は全国どこでも閲覧・編集・共有可能となっています。リモートワークの普及が進められる現在においてさらに利用者を伸ばしており、普及することで医療ネットワークの構築にも貢献するでしょう。

引用元:Monstarlab Blog(https://monstar-lab.com/dx/about/dx-medical/)

机上のアウトプットだけでは終わらない!
DXで業務改善に至るまで
伴走する中堅コンサル会社

DX企画や戦略立案を机上で示すだけでなく、プロジェクトの一員として機動的にサポートするのが中堅コンサル会社の特徴です。ここでは目的別に数多くの企業に実績があるDX中堅コンサル会社を厳選してご紹介します。

総合系コンサル

ベルテクス・パートナーズ

ベルテクス・パートナーズ
引用元:ベルテクス・パートナーズ
https://www.vertex-p.com/
こんな企業におすすめ

新規事業のアイデア創出、現場へのアプローチ、DXの自走化支援など、組織変革のきっかけを作りたい企業

DXの特徴
  • 変革を阻む"組織の壁"に対し、企業の特性に応じてアプローチ
  • 経営層と現場に成功体験を共有し、DXを継続的に取り組める組織へ変革

ベルテクス・パートナーズの公式HPでDXで業務改善した事例を見る

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IT系コンサル

RIT

RIT
引用元:RIT
https://www.rit-inc.co.jp/
こんな企業におすすめ

アプリケーションや業務管理ツールなど業務のデジタル化を起点とするDXを推進したい企業

DXの特徴
  • 独自のDX診断サービスを実施し、費用対効果の高いツールを提案
  • "バーチャルDX推進室"にて、企業のデジタル化をバックアップ

RITの公式HPでDXで業務改善した事例を見る

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システム系コンサル

FPTソフトウェアジャパン

FPTソフトウェアジャパン
引用元:FPTソフトウェアジャパン
https://www.fpt-software.jp/
こんな企業におすすめ

勘定系システム、クラウドサービスなど業務の根幹となるシステム開発・更改を起点とするDXをしたい企業

DXの特徴
  • 多業種のシステム開発の実績が豊富、フルスクラッチ開発からリプレイスまで対応可能
  • ビジネスコンサル会社と協業し、システムと経営の両面からDXをサポート

FPTソフトウェアジャパンの公式HPでDXで業務改善した事例を見る

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【このサイトに掲載する企業の選出基準】
2022年7月12日時点、「DX 業務改善」とGoogle検索して表示されたコンサルティングファーム、SIer(システムインテグレーター)のうち、公式HPにDXで業務改善をした事例が公開されている企業27社を選出。

【3選の選定基準】
戦略提案から実行支援まで一気通貫型でDXの推進を支援する企業の中から、以下の条件で3社を選びました。
ベルテクス・パートナーズ(総合系コンサル)…支援先企業(東証プライム市場上場)がDX認定事業者取得した実績があり、成果を継続的に生み出す(自走化・内製化)組織改革をサポートしている。
RIT(IT系コンサル)…どの領域からデジタル化を進めていくべきか診断し、DX推進度診断サービス資料を無料ダウンロードできる。
FPTソフトウェアジャパン(システム系コンサル)…CMMIレベル5、ISO9001:2015、ISO27001:2013など国際基準に則ったシステム開発ができる