このサイトでは、DXに関する知識や用語集、DXの事例、DXで業務改善を支援するコンサル会社、SIerを紹介しています。
TOPページでは「DXに取り組んでいるが現場に浸透しない」「成果の振り返りができておらずPDCAを回せていない」などの課題がある企業のDX推進部門の担当者向けに、DXで業務改善に至るまで伴走する中堅コンサル会社、SIerを紹介しています。
DXを推進するためのビジネスパートナーを探している方は参考にしてください。
DXで業務改善に至るまで伴走する
中堅コンサル会社、SIer3選
IPA(情報処理推進機構)が行った「DX推進に向けた企業とIT人材の実態調査(2020年公開)」によると、DXの取り組みは企業規模により格差があり、成果が出ている企業と出ていない企業では課題認識に違いがあることがわかっています。
従業員1,001名以上の企業は8割以上が取り組んでいるのに対し、300名以下では3~4割程度。その中でも製造業や従業員301名以上の情報通信業ではDX推進に積極的で、宿泊・飲食サービス業は消極的となっています。
これは企業規模が大きい企業は成果が出やすいこと、またDX推進のための人材が確保しやすいからと考えられます。
また成果状況は「業務の効率化による生産性向上」の割合が最も高く、今後の成果が見込まれるも含むと6割を超えています。
成果なし・取り組んでいないと回答した企業の課題としては、DXに対する理解不足や抵抗感が強い、DXを担う人材育成ができないことを挙げています。
これは自社内だけでは対応しきれていないことを意味します。
そうした課題を解決する方法としてDX推進をサポートしてもらえる外部のコンサル会社の活用があります。
また成果をしっかり出すためには自社の状況に合った会社選びをすることが重要になります。
DXコンサル会社に相談する前にやっておきたいのは、自社にとって何を課題としていて、DX推進によりどのような結果を出したいのかを明確にしておくことです。
その上で以下のポイントに注目して選ぶようにしましょう。
DXコンサル会社はさまざまな企業でDXサポートを行っているため、総合的な相談が可能ですが、得意領域はそれぞれ異なります。
企業戦略の一環としてDX推進を行うなら戦略系、システム開発のリソース不足の場合は開発系の会社を選びます。
DXコンサル会社の実績に注目する選び方です。
DXコンサル事例や業界ごとの実績データを公開しているケースも多いので、自社の業界で実績があるか、どういった流れで課題解決やDX推進を達成できたのかを確認して依頼できれば安心です。
DX推進により業務効率化を目指しても、コンサル費用が嵩んでしまうと企業の負担の方が大きくなってしまいます。
サービス内容やどこまでサポートしてもらえるのか、それに対する料金体系などを確認し、予算内に収まる会社を選びましょう。
DX企画や戦略立案を机上で示すだけでなく、プロジェクトの一員として機動的にサポートするのが中堅コンサル会社の特徴です。ここでは目的別に数多くの企業に実績があるDX中堅コンサル会社を厳選してご紹介します。
新規事業のアイデア創出、現場へのアプローチ、DXの自走化支援など、組織変革のきっかけを作りたい企業
アプリケーションや業務管理ツールなど業務のデジタル化を起点とするDXを推進したい企業
勘定系システム、クラウドサービスなど業務の根幹となるシステム開発・更改を起点とするDXをしたい企業
【このサイトに掲載する企業の選出基準】
2022年7月12日時点、「DX 業務改善」とGoogle検索して表示されたコンサルティングファーム、SIer(システムインテグレーター)のうち、公式HPにDXで業務改善をした事例が公開されている企業27社を選出。
【3選の選定基準】
戦略提案から実行支援まで一気通貫型でDXの推進を支援する企業の中から、以下の条件で3社を選びました。
ベルテクス・パートナーズ(総合系コンサル)…支援先企業(東証プライム市場上場)がDX認定事業者取得した実績があり、成果を継続的に生み出す(自走化・内製化)組織改革をサポートしている。
RIT(IT系コンサル)…どの領域からデジタル化を進めていくべきか診断し、DX推進度診断サービス資料を無料ダウンロードできる。
FPTソフトウェアジャパン(システム系コンサル)…CMMIレベル5、ISO9001:2015、ISO27001:2013など国際基準に則ったシステム開発ができる